2025.10.02 | 今月の園だより

10月園だより

「おいも拾い、空も広い」

「良い贈り物、完全な賜物はみな、上から、光の源である御父から来るのです。

御父には、移り変わりも天体の動きにつれて生ずる陰もありません。」

(ヤコブの手紙1章17節)

園長 塚本 吉興

「こどもまつり」のためにお家の皆様、早くからおもちゃ作りや景品の用意、会場設定から「めーめーらんど」の運営、「おかいもの」のお手伝いなど、本当にありがとうございました。わたしは二日とも記録のための動画や写真を撮っていましたが、おもちゃを手に取った子どもたちのワクワクした表情、ボウリングでストライクを決めた時の「やった~!」という声、カメラでは捉えきれない数々の笑顔と楽しさを目にして世界陸上の織田裕二さんのように「地球に生まれて良かった~!」と叫びたくなるほど、心が熱くなりました。運営委員の方々をはじめ、保護者の皆様に心から感謝いたします。

さて、その感動も冷めやらぬうちに幼稚園の秋の行事は続き、今月中旬には「おいもほり」があります。毎年、大型バスに乗って、雁ノ巣レクリエーションセンターの野球やサッカーの競技場に囲まれた一角にあるお芋畑を目指します。ある年は、朝から天気が危ぶまれていましたが、バスに乗って都市高速に乗る頃にザァーッを雨が降り始めました。もう今さらどうすることもできないので、行くだけ行ってみよう、ということで向かいましたが、海の中道に着く頃には雨がすっかりと上がって、青空が広がっていました。子どもたちと一緒に「あの空はどうして青いのでしょう?あの雲はどうして白いのでしょう?・・・それは神さまの御言葉のわざです。世界のすべては(パン、パン)神さまによって造られた♪」と思わず歌い出したくなるほど、それは素晴らしい日になったのです。そして、一雨降ったお陰で少し気温も下がり、また土も柔らかくなって、芋ほりも順調に進んだのでした。神さま、ありがとう!

毎年、おいもほりは楽しみです。芋ほりにおける園長の仕事は、子どもたちが到着する前にサポーターの方とお芋畑に行って、芋の上にある葉とツルを取り除き、畝を少し掘り起こすことです。これが、意外と重労働なのですが、ここで難しいのは、余り掘り起こし過ぎてしまっても、「おいもほり」ではなく、「おいも拾い」になってしまうので、適度に掘る余地を残しつつ、でも、子どもたちが掘りやすいように土をほぐすことです。やがてシャベルを持った子どもたちがやって来て、「あー、ここにあった!」という声が響きます。この時の笑顔も一人一人とっても素敵です。袋にいっぱいのお芋を掘った子どもたちは早く家に帰ってお家の人に見せてあげたいという気持ちでいっぱいです。子どもたちが畑から移動して、お弁当の準備にかかる頃、今度は掘り尽くされたはずの畑をもう一度クワで掘り返していきます。すると、まだ、あちらこちらに、食べられるサイズのお芋が埋まっているのです。お芋ほりを通して、子どもたちは自然の恵みの豊かさ、不思議、収穫の喜び、分かち合うことの大切さ、誰かのために頑張ることの意味、広い空の下で思いっきり走り回ることの楽しさ、そして何よりも自分で獲ってきたお芋のおいしさなど、たくさんのことを学びます。そして、帰りのバスではぐっすりと寝込んでしまうのです。

聖書は、豊かな実りも神さまが与えてくださったと教えています。わたしたちは「おいもほり」を通して、神さまの恵みの豊かさを味わい、大人も子どもも一緒に喜ぶのです。

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